松たか子が『アナ雪2』でエルサ役を続投した理由は?本人が語った不安と歌唱秘話

はじめに

『アナと雪の女王』で、日本中に強烈な印象を残した松たか子さんのエルサ。

「ありのままで〜」という歌声を聴くだけで、今でもあの氷の城のシーンが頭に浮かぶ方も多いのではないでしょうか。

私もアナ雪を見て以来、エルサの日本語吹き替え=松たか子さん、というイメージがすっかり定着しています。だから2019年に『アナと雪の女王2(アナ雪2)』が公開されると知ったとき、気になったのが、

「松たか子さんはエルサ役を続投するの?」

ということでした。

結果、松たか子さんは『アナ雪2』でもエルサ役を続投。

では、なぜ再び松たか子さんが選ばれたのでしょうか。

結論からいうと、ディズニー側から「この理由で松たか子を続投させた」と詳細な選考理由が公表されているわけではありません。

ただし、前作での圧倒的な実績、エルサとの高い親和性、そして続編でも求められた歌唱・演技のレベルを考えると、松たか子さんの続投はとても自然な選択だったと考えられます。

この記事では、公式発表や松たか子さん本人のコメントをもとに、『アナ雪2』でエルサ役を続投した背景を詳しく見ていきます。

松たか子が『アナ雪2』でもエルサ役を続投したのは当たり前ではなかった

まず知っておきたいのは、ディズニー作品では続編=自動的に同じ声優とは限らないということ。

実際、

・スケジュールの問題

・歌唱力の変化

・キャラクター像とのズレ

などの理由で、続編で声優が変わるケースは珍しくありません。

それでも松たか子さんがアナ雪2でもエルサ役を続投した理由。そこには、明確な理由がありました。

松たか子は『アナ雪2』でもエルサ役を続投

2019年7月、『アナと雪の女王2』の日本版キャストとして、

エルサ役・松たか子さん
アナ役・神田沙也加さん

の続投が正式発表されました。

松たか子さんは続投決定について、「再びエルサに出会える喜び」を感じていることや、新しい物語への期待をコメントしています。

つまり、『アナ雪2』では主要キャラクターであるエルサとアナの声を前作から引き継ぐ形となりました。

個人的には、このキャスト発表を見たとき、「やっぱりエルサは松たか子さんだよね」と思ったのを覚えています。それほど第1作での松たか子さんの印象は強烈でした。

松たか子の声が『アナ雪2』でもエルサ役続投につながった理由

アナ雪1の大ヒットによって、日本では完全にエルサ=松たか子の声というイメージが定着しました。ディズニーにとってこれは非常に重要なポイントなんだと思います。

では、松たか子さんが『アナ雪2』でもエルサ役を続投した理由は何だったのでしょうか。

実は、ディズニーから、「○○だから松たか子さんを再び起用しました」という明確な選考理由が発表されたわけではありません。そのため「ディズニー本社が絶対的な信頼を置いていたから」などと断定することはできません。

ただ、前作からの流れを見ると、大きかったと考えられるのが松たか子さんの声と歌が、日本のエルサのイメージとしてすでに定着していたことです。

2014年公開の第1作では、「レット・イット・ゴー~ありのままで~」が社会現象ともいえる人気となりました。

松たか子さん自身も第1作当時、オリジナル版でエルサを演じるイディナ・メンゼルの歌唱力に圧倒され、「最初は自分には歌えると思わなかった」と振り返っています。

それでも、完成した日本語版のエルサは松たか子さんならではのものになりました。

優しく落ち着いた声。

女王らしい凛とした雰囲気。

そして歌になると一気に解放される力強さ。

このギャップこそ、私が松たか子さんのエルサに惹かれる理由でもあります。第1作を見た人にとって、この声を別の人に変えるほうが違和感が大きかったのではないでしょうか。

実は松たか子本人は『アナ雪2』続投に不安を感じていた

今でこそ、「エルサ=松たか子さん」という印象がありますが、本人にとって『アナ雪2』への続投は決して余裕のあるものではなかったようです。

公開後のイベントで松たか子さんは、久しぶりにエルサを演じることに対して不安があったことを明かしています。私はここが少し意外でした。

第1作があれだけ大ヒットしたのだから、自信満々でエルサ役に戻ったのかと思っていたからです。でも、考えてみれば逆なのかもしれません。

『アナと雪の女王』が社会現象になるほどヒットし、「松たか子のエルサ」というイメージが完成していたからこそ、続編では大きなプレッシャーもあったはずです。

前作を超えなければならない。

しかもエルサ自身も成長している。

単純に第1作と同じ演技をすればいいわけではありません。その難しさが『アナ雪2』にはあったのではないでしょうか。

『アナ雪2』のエルサは前作より大人になっている

『アナ雪2』で描かれるエルサは、第1作のエルサとは少し違います。第1作では、自分の魔法の力を恐れ、

「人に知られてはいけない」
「自分を抑えなくてはいけない」

と苦しんでいました。

一方『アナ雪2』では、

「自分は何者なのか」
「なぜ自分にはこの力があるのか」
「自分が本当にいるべき場所はどこなのか」

という、さらに深い問いと向き合っていきます。

私は『アナ雪2』を見ていて、子ども向けアニメというよりかなり大人に刺さる物語だなと感じました。

家族を大切にしたい。

でも、自分自身の人生も生きたい。

今ある場所は幸せなのに、どこかから「もっと自分らしく生きたい」と呼ばれている気がする。そんなエルサの葛藤は、大人になってから見るほうが分かる部分も多いように思います。

だからこそ、落ち着きと繊細さの両方を持つ松たか子さんの声が、成長したエルサによく合っていました。

『アナ雪2』では松たか子の歌唱力もさらに試された

そして『アナ雪2』で外せないのが、エルサが歌う

「イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに」

です。

第1作の「レット・イット・ゴー~ありのままで~」も難曲でしたが、『アナ雪2』の楽曲もかなり難易度が高い作品になっています。

実際、松たか子さん自身も楽曲について、非常にタフなナンバーだったことを振り返っています。

さらに神田沙也加さんから、オリジナル版のイディナ・メンゼルが「限界に挑戦している」という趣旨の連絡をもらったというエピソードも明かしています。

これを知ってから改めて聴くと、「そりゃ大変な曲だよね……」と思ってしまいます。ただ高音が出ればいいという曲ではありません。

未知の世界へ進みたい気持ち。

今の幸せを失いたくない気持ち。

聞こえてくる声への戸惑い。

そして、自分の心に従って進み始める決意。

それらを歌の中だけで表現しなくてはいけません。松たか子さんの「イントゥ・ジ・アンノウン」は、単に歌がうまいというより、エルサが迷いながら前へ進んでいく様子が声から伝わってくるところが魅力だと思います。

松たか子は世界のエルサとアカデミー賞でも歌った

松たか子さんのエルサを語るうえで、もうひとつ印象的だった出来事があります。2020年のアカデミー賞授賞式です。

『アナ雪2』の「イントゥ・ジ・アンノウン」が歌曲賞にノミネートされ、オリジナル版エルサのイディナ・メンゼルと、世界各国でエルサを演じるキャストがステージに集結。

その中に、日本代表として松たか子さんも参加しました。日本人として初めて同授賞式で歌唱したことも大きな話題になりました。

世界中の“エルサ”が並んで歌う姿を見ると、「松たか子さんは本当に日本のエルサなんだな」と改めて感じます。

第1作から積み重ねてきたものがあったからこその舞台だったのだと思います。

松たか子が年齢を重ねたからこそ『アナ雪2』のエルサが成立した

松たか子さんは第1作公開時の2014年には30代後半、『アナ雪2』公開時には40代に入っていました。これはマイナスではなく、むしろ続投の決定打だったと私は思います。

でも、「年齢を重ねたことが続投の決定打になった」という公式情報はありません。ここは分けて考える必要があります。

ただ、一人の視聴者としては、人生経験を重ねた松たか子さんの声が『アナ雪2』のエルサに合っていると改めて感じました。

第1作のエルサは、自分の力をどう扱えばいいか分からず苦しんでいました。第2作ではそこからさらに進み、自分のルーツや生き方そのものを選ぼうとします。

年齢と人生経験を重ねた松たか子さんだからこそ、エルサの迷いがリアルに響いたんだと思います。これは、声優を変えてしまっていたら、絶対に出せなかった深みだと思います。

実際にディズニーは、各国版の声優に対して「キャラクターの人格と一体化しているか」を非常に重視しているとされています。

松たか子のエルサはディズニー本社からの“絶対的信頼”

アナ雪2では、各国語版のクオリティ管理がさらに厳しくなりました。それでも日本語版エルサ役として、松たか子さんが続投したのは、

・アナ雪1で世界的評価を得ていた

・多言語版でも違和感がなかった

・「日本のエルサ」として完成していた

からだと思うんです。

ディズニー本社にとって松たか子さんは、「もう一度探す必要のない存在」でした。この推測から続投は“無難な選択”ではなく、最も信頼できる選択だったと言えると思います。

『アナ雪3』でも松たか子はエルサ役を続投する?

そして気になるのが『アナと雪の女王3』です。

以前は制作未定の時期もありましたが、現在は『Frozen 3(アナと雪の女王3)』の制作が正式に発表されています。

ディズニー公式によると、米国では2027年11月24日劇場公開予定です。さらにディズニーは『Frozen 4』の企画も進めています。

一方、2026年8月現在、日本語吹き替え版のエルサ役については、この記事で確認できた公式情報の範囲では松たか子さんの続投は発表されていません。

ファンとしては、やはり松たか子さんのエルサをもう一度聞きたいところ。

第1作、第2作と同じ声でエルサの成長を見てきたからこそ、『アナ雪3』でも続投してほしいと個人的には思っています。今後の日本語版キャスト発表にも注目です。

まとめ|松たか子が『アナ雪2』でもエルサを演じた意味は大きかった

松たか子さんが『アナ雪2』でもエルサ役を続投した明確な選考理由について、ディズニーから詳しい説明が発表されているわけではありません。

しかし第1作で、「日本のエルサ=松たか子」というイメージが確立されていたことは間違いなく、『アナ雪2』でも松たか子さんと神田沙也加さんがそろって続投しました。

しかも松たか子さん本人にとっては、決して簡単な続投ではありませんでした。

久しぶりに演じるエルサへの不安。

前作以上に難しい楽曲。

そして、より成熟したエルサの心情。

それらを乗り越えて生まれたのが『アナ雪2』のエルサです。

私は改めて見返してみて、同じ松たか子さんが演じたからこそ、第1作から続くエルサの成長を自然に感じられたのではないかと思いました。

2027年には『アナ雪3』の公開も予定されています。松たか子さんが再び日本のエルサとして帰ってくるのか。

正式発表を楽しみに待ちたいですね。

松たか子さんが「レット・イット・ゴー」をテレビで歌わなかった理由も気になる方へ

『アナ雪』といえば、もうひとつ長年話題になっているのが、「なぜ松たか子さんは『レット・イット・ゴー』をテレビでほとんど歌わなかったの?」

という疑問です。

「歌えないから?」「ディズニーとの契約?」などさまざまな噂がありますが、実際はどうなのでしょうか。

▶ 関連記事:松たか子が『アナ雪』をテレビで歌わなかった理由は?噂と真相を検証松たか子、アナ雪を歌わなかった理由って? – 90年代ドラマサイト

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このブログは、アラフィフ世代の運営者・コロママが1990年代のドラマや俳優・女優について発信するサイトです。高校時代から大のドラマ好きで、新作を欠かさずチェックし、ビデオテープに録画・コレクションしていたほどでした。社会人になり多忙でドラマから離れたものの、懐かしい俳優・女優をテレビで見かけることで、青春時代の熱や思い出がよみがえります。そこで当時の名作や出演者の現在の活躍を改めて辿り、同じく90年代ドラマに夢中だった人や思い出を振り返りたい人へ、作品の魅力や人生のヒントを自身の視点で届けています。

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