はじめに
松たか子さんを見るたびに思うんです。
どうしてあんなに上品で、凛として、でも温かいのだろう?と。
その秘密をたどると、やっぱり“お母さま”の存在にたどり着きます。
松たか子さんの母、藤間紀子(ふじま のりこ)さん。
実は、彼女自身も若い頃は「清楚で美しい」と評判だった元女優さんなんです。
この記事では、松たか子さんの美しさの原点とも言える藤間紀子さんに焦点を当てて、その人生や家族との関係を、私が感じたなりに掘り下げてみたいと思います。
藤間紀子さんのプロフィール
名前: 藤間 紀子(ふじま のりこ)
本名:藤田 紀子(旧姓)
生年月日:1945年11月生まれ(2025年現在 80歳)
出身地:福岡県福岡市
職業:元女優・日本舞踊家
配偶者:2代目松本白鸚
子ども:長男:市川染五郎さん(現・十代目 松本幸四郎)、長女:松本紀保さん、次女:松たか子さん
藤間紀子さんは、戦後の日本映画・テレビ界で活躍していた清楚な美人女優のひとりでした。
女優としての活動を経て、のちに日本舞踊・藤間流の師範としても知られています。
まさに戦後の日本の芸を支えたお一人だったんですね。
歌舞伎一家の妻として、そして母として生きてきた藤間紀子さん。
表にはあまり出ませんが、“家族を支える静かな力”の象徴のような方です。
藤間紀子の若い頃の美貌と女優時代
若い頃の藤間紀子さん、本当に美しいんです。
透明感があって、まるで和服が似合う昭和の映画女優そのもの。
涼しげな目元と品のある佇まいが印象的で、当時から「典型的な日本の美」を体現する存在でした。
笑うと柔らかく、でもどこか芯が通った表情をしていて、まさに「日本女性の理想像」という言葉がぴったりです。
そして昔の写真を見ると、「あれ、松たか子さん?」と思ってしまうほど似ています。
目元の形、笑った時の口角、そして全体に漂う上品な雰囲気…。
血のつながりって、こういうところに出るんですね。
SNSやファンサイトでも「松たか子の美しさは母譲り」という声が多数あるのも頷けます。
藤間紀子さん、女優としてはNHKのドラマや舞台に出演。
その後、1969年に松本白鸚さんとの結婚を機に芸能活動を控え、日本舞踊の世界に身を置かれました。
舞台裏から家族を支える選択をした姿にも、彼女らしい静かな美学を感じます。
藤間紀子さんだからこそ、内助の功を立派に努めることができているように思います。
松本白鸚との馴れ初めって?
藤間紀子さんと松本白鸚さん(当時・九代目松本幸四郎)の出会いは、芸能界や舞台を通しての縁だったそうです。
華やかな世界の中で出会い、惹かれ合い、やがて歌舞伎界と女優の世界をつなぐ“架け橋”となる結婚をされました。
結婚後は、夫の舞台を支えながら、子どもたちを育て、家族全員が芸の道で生きることを自然に受け入れる土台を築かれた・・
それが藤間紀子さんという女性の強さだと思います。
どんなに有名な家庭でも、支える人がいなければ成り立たない。
藤間さんはまさに、その“支える力”の象徴ですよね。
藤間紀子は芸能一家を支えた“縁の下の力持ち”
私が藤間紀子さんを本当にすごいな、と思うのはここです。夫も息子も娘も、全員が表舞台で輝く中、藤間さんはいつも一歩後ろで、穏やかに見守っている。
決して前に出すぎず、でも絶対的な安心感を家族に与える存在。
本当にすごいですよね。
松たか子さんがまだ10代でデビューした頃、お母さまはどんな気持ちで見守っていたのでしょうか。
派手な世界に送り出す不安もあったはず。
でも、娘を信じ、背中を押すように支えていたのだと思います。
松たか子さん自身も、のちに
「母はいつも静かに見守ってくれた」
と語っていて。
その言葉にすべてが詰まっている気がします。
母親の深い愛情が伝わってくる言葉ですね、そしてそれを一心に受け取ってきた松たか子さんもまた素晴らしいです。
松たか子さんの根底にある母親の愛情が今の松たか子さんを作っているのですね。
藤間紀子と松たか子 ― 母娘の共通点
ここで、よく若い頃の藤間紀子さんが松たか子さんにしっくりだと言われる所以についてみていきたいと思います。
比較してみると・・
顔立ち: 涼しげな目元・整った鼻筋・上品な微笑み
性格: 落ち着き・控えめ・芯の強さ
生き方: 芸能の道に誇りを持ち、努力を惜しまない姿勢
趣味・特技: 日本舞踊・音楽・文化芸術への造詣の深さ
藤間紀子さんの若い頃の写真を見ると、松たか子さんの“静かな美しさ”がどこから来たのかが一目瞭然です。
親子で写った写真では、まるで姉妹のような美しさに驚くほどで、見ているだけで心が温かくなります。
私は、松たか子さんを見ていると、「お母さんのように生きたい」と思う女性が増えるのも納得だなと思います
まとめ:母・藤間紀子の存在があってこその松たか子
松たか子さんの“芯のある美しさ”や“穏やかな存在感”は、母・藤間紀子さんからの影響が大きいと言われています。
華やかな芸能一家の中でも、決して前に出すぎず、しかし確かな存在感で家族を支える母。
「母がいなければ今の松たか子はなかった」
そんな言葉がぴったりの、まさに“縁の下の力持ち”だと感じます。
どんな時も「派手に見せない」「本質を大切にする」。
華やかな世界の中で、決して派手に生きるわけではない。でも、家族を支え、信念を持って静かに生きる。
そんな母の背中を見て育ったからこそ、松たか子さんには“凛とした美しさ”があるのではないかと私は思います。
きっとこれからも、母・藤間紀子さんの存在は、松たか子さんの中で生き続けていくのだと思います。その生き方が、松たか子さんの柔らかい存在感へとつながっているんですね。
母は偉大です。
年齢を重ねてお母様のように温かみと人間味をさらに増していく松たか子さんを、これからも応援していきたいですね。

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